テカリ知らずの美肌をつくる方法!下地やファンデーションは使用しない方が良い

テカリ知らずの美肌をつくる方法について知りたくありませんか?

この記事では、テカリ知らずの美肌をつくる方法について解説しています。

下地やファンデーションは使用しない方が良いことを紹介します。

この記事の内容は次の通りです。

  • テカった肌に「あぶら取り紙」を使ってはいけない?
  • テカリの原因、それは過剰な皮脂分泌
  • 脂性は医療で改善できる!
  • 「脂性に光線療法」という選択
  • テカリを抑えて皮膚トラブルの改善、予防を
  • まとめ

テカった肌に「あぶら取り紙」を使ってはいけない?

脂性肌の人は化粧崩れが気になる

気温が高くなるにつれて、顔のテカリが気になってきます。
「あぶら取り紙は使わない方が良いですよね?」時々、こんな質問を受けます。多くの方が、肌表面の皮脂を取ると、さらに皮脂が出てしまうため使わない方が良いと思っているようです。

あぶら取り紙は皮脂を増やすという説がありますが、ガイドはそうは思いません。むしろ、浮いてきた皮脂をそのままにしておくことで、酸化した皮脂が肌に悪影響を与えてしまうのです。あぶら取り紙がダメなのではなく、適切な方法で皮脂を取ることが大切であると覚えておいてください。

それでは、テカリの原因と対処法についてお話しします。

テカリの原因、それは過剰な皮脂分泌

肌がテカる原因、それ皮脂です。皮脂は皮脂腺という皮膚の器官から分泌されます。分泌量に関しては、多いところとそうでないところがあり、身体の部位によりかなり差があります。

分泌には性ホルモンとステロイドホルモンが関与しています。皮脂は毛を伝って皮膚表面に排泄され、皮膚表面および体毛に薄い膜を張ります。それにより、皮膚や体毛を保護する役割があります。一方、困ったことも起こります。皮脂が分泌されることにより肌のテカリが起こり、メイクも落ちやすくなります。毛穴に詰まると、ニキビの原因にもなります。

多くの方が誤解をしていますが、汗腺と皮脂腺は違います。汗だけで肌はテカらないのです。メイクが水だけではほとんど落とすことが出来ず、オイルで落ちやすいことからも分かるように、メイク崩れは汗よりも皮脂によって起こりやすいということも覚えておいてください。

脂性肌の人が気を付けたいホームケア


皮脂分泌量を示した図。顔の中でも、これだけ皮脂分泌量に違いが。

右の図でも分かるように、顔の中でも部分により分泌量に差があります。
特に皮脂が気になるのはTゾーンと呼ばれる部分になります。この様に、性質(肌質)の違う皮膚が混在しているのが顔の特徴なので、スキンケアやメイクの際もそれを意識して行ってください。

まずスキンケアについて。脂性が気になる方には、全体に塗るものはさっぱりしたものをお薦めしています。皮脂の多い部分に油分の多いものを塗ると毛穴のつまり や開きにつながります。皮脂が少なく乾燥が気になるところにのみ油分があり保湿力の高いクリームやオイル状のものを部分使いしてください。

「皮脂は天然の 保湿剤」と考えていただければ、自ずとTゾーンにはクリームやオイルは不要だということがお分かりいただけると思います。

続いてメイクについて。Tゾーンには油分の多い下地やファンデーションは使用しない方が良いでしょう。また、スキンケア同様、メイク前の保湿力の高い基礎化粧品は乾燥が気になる部分のみにして、Tゾーンへの使用は避けましょう。時間が経つにつれて、分泌された皮脂と混ざりお化粧崩れの原因になります。

最後にビタミンについて。皮脂分泌を正常に整えるといわれるものがビタミンB2とB6です。ニキビ治療にもよく使われる成分です。また、ビタミンCとビタミンA誘導体含有のスキンケア製品には、皮脂分泌を抑える働きがあると言われています。これらの成分の組み合わせが、テカらない肌作りにつながります

脂性は医療で改善できる!


脂性の悩みはクリニックで解決!

脂性は肌質のひとつなので、根本的改善が難しいのが現状です。加齢に伴い分泌量は減少していきますが、10代から40代までの長きに渡りその悩みは続きます。

しかし、スキンケアやビタミンの摂取をしても、しないよりは良いものの顕著な効果を得ることは難しいものです。過度の脂性の方には、日々の皮脂分泌が深刻な問題である場合も多く、繰り返すニキビや重度の毛穴の開きにも繋がる原因となります。そこでご紹介したいのが医療に頼る、光線療法による脂性の治療です。


「脂性に光線療法」という選択

ホームケアだけでは抑えられないほどの皮脂が分泌される場合、クリニックでの治療が効果的です。それは、PDT(フォトダイナミックセラピー:光線力学療法)と言う、光感受性のある薬剤を用いた光治療です。


フォトダイナミックセラピーの照射風景

治療の原理をご説明します。まず光を照射する前にアミノ酸の一種であるアミノレブリン酸(ALA)を内服します。

体内に入ったALAは腸管から吸収され皮脂腺に多く集まる性質を持っています。皮脂腺に集まったALAはそこでプロトポルフィリンという物質に変化します。これは光に感受性のある物質なので、光(ここでは可視光線)を照射することで光化学反応が起こり、活性酸素などが発生します。

それによって、ニキビの原因となる常在菌(アクネ菌)を殺菌し、皮脂腺の細胞にも損傷を与え、皮脂腺を破壊します。その結果、ニキビが改善し皮脂分泌も抑えられるのです。

~PTD(光照射)治療の流れ~
・ALAを内服。
・皮脂腺に4時間待つ。後半2時間は外からの光が差し込まない屋内にいること。
・内服4時間後に光を照射。1か所につき20分~30分間照射する。

残念ながら、永続的な効果ではありません。1回の治療で、皮脂分泌が1ヵ月から数ヵ月間抑えられます。効果は急になくなると言うより、徐々に元の分泌状態に戻ります。効果が半減した頃に再度治療を受けることで、テカリ知らずの肌を維持することができます。

また、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌する効果もあるため、脂性の方だけではなく、中程度から重症のニキビの方にもとてもお薦めしたい治療です。


テカリを抑えて皮膚トラブルの改善、予防を

今回は説明を省きましたが、PDTは、美容的目的ではなく、皮膚疾患、特に皮膚腫瘍の治療に用いられている療法です。これを、私たち美容皮膚科医は美容トラブルの改善に応用しています。最後に、PDTで得られる美容的見地からみた効果をまとめてみます。

~PTD(光照射)治療で得られる効果~
・Tゾーンのテカリ、べたつきの改善
・炎症を起こしたニキビの改善
・ニキビの予防
・化粧崩れのしにくい肌
・毛穴のつまり、開きの改善
・赤ら顔の改善

男性は、女性のお化粧が崩れてる顔を見るととてもガッカリするそうです。ばっちりメイクをして素敵なお洋服でお出かけしても、気づけばTゾーンがテカテカ…。それでは、せっかくのお洒落も台無しになってしまいますね。身だしなみの一環として、テカらない肌作りも取り入れてみてください。

まとめ

メイクをして数時間、鏡を見て、顔のテカリに驚くことはありませんか?実は今、男女共に肌のテカりに悩んでいる人が増えています。テカリやすい肌、テカりにくい肌。その差はどこででるのでしょうか?

今回は、男女共に気になるテカりについて解説しました。